ブロッコリーの栄養は最強!効果や栄養を逃がさない食べ方
ブロッコリーは「生でみじん切り」で食べるのが正義である理由
皆さんご存じだと思うので野暮だとは思うのですが、ブロッコリーの食べ方は「生でみじん切り」が正義です。
ブロッコリーには様々な調理法がありますが、「生でみじん切り」するのがおすすめな理由から、みじん切りの手順・注意点を解説していきます。

監修者:ブロッコリー落合
某有名料理アプリの母体となる企業勤務の健康&筋トレマニア。365日毎日ブロッコリーを欠かさず食べている。
ブロッコリーは「生でみじん切り」に限る理由
ブロッコリーは完全食なので、豊富な栄養を効率的に摂取できます。
その中でも特におすすめの成分が「スルフォラファン」という成分です。
スルフォラファンは強力な抗酸化成分で、細胞の老化の抑制・免疫力の向上・肝臓機能の向上・腸内環境を整えるなど、健康へのさまざまな効果が確認されています。
ただ、スルフォラファンには3つの特徴があります。
- スルフォラファンはブロッコリーの傷口に集まる
- スルフォラファンは水溶性(水に溶けやすい)
- スルフォラファンは揮発性(蒸発しやすい)
まず、スルフォラファンはブロッコリーに傷がつくことで、その傷を修復するために約30分~1時間かけてその傷口に集まってきます。なのでブロッコリーを細かく切って放置することで、最も効率的にスルフォラファンを摂取できます。
またスルフォラファンは、水に溶けてしまうので、栄養面を考えると茹でるのは絶対にNGです。これが茹でる調理法がB評価の理由です。
さらにスルフォラファンは蒸発しやすい成分のため、切り口が空気に触れてしまうと栄養を損なってしまいます。なので、切ったブロッコリーはオリーブオイルや溶き卵などでコーティングを施すことをおすすめします。
この3つの特徴から、「生でみじん切り」でブロッコリーを食べることで、最も効率よく栄養を摂取することができます。
ブロッコリーをみじん切りする手順・注意点
みじん切りチョッパーがあれば、みじん切りチョッパーを使いましょう。
ここからは包丁で切る手順を解説していきます、まずは食べたい量に応じて適当なサイズに切り分けます。
茎の部分にも栄養がたっぷりあって、スルフォラファンも含まれているので捨てないようにしましょう。
丁寧にみじん切りをするなら、まずは切れ込みを入れていきます。
そのあと水平方向にも切れ込みを入れます。
縦横に切れ込みを入れたあとに切っていくことで、みじん切りにすることができます。
みじん切りしたら、スルフォラファンが逃げないように、何かしらでコーティングしましょう。今回は溶き卵でコーティングしました。
ここに納豆・醤油・生姜を入れてご飯にかけることで完全食の完成です。おめでとうございます。